再会

お昼に実家の母と二人で鯖江の西山公園のお茶会に行って来ました。

実は母は午前中にお茶の先生のお手伝いに行ってお昼に帰ってきたのですが、たまたま散髪の帰りに実家に顔を出した私を見るや否や「きゃーうれしい!ちょうどよかった。今から一緒にお茶飲みに行こう」と言ってきたのでした。

私は「そんな心づもりしていなかったし、こんなに暑いのに面倒だな〜」と乗り気ではなかったのですが「何言ってるの。先生に久しぶりにご挨拶してきなさい。先生喜ばれるよ」と半ば強引に連れていかれました。

その先生には、私が高校1年生から結婚するまでの10年間お習いし、私の後はなぜか実家の母が習い始め、今でも親子共々お世話になっております。

西山公園はとても混んでいてどこも駐車場は満車状態でしたが、近くの先生のお寺の駐車場に停めさせてもらいそこから歩いて行きました。

先生の社中は西山公園の上段の庭でお茶席を設けていらっしゃいました。

すると、先生と一緒に娘さんとお孫さんがいらっしゃりびっくりしました。

娘さんと私は同級生で小学校から短大まで同じという縁があり、お茶のお稽古も一緒に習い始めた友達です。

 

しかし、ここ数年、先生同様会う機会もなかったのですが、今日お二人共にお会いできお孫さんとも初めてお目にかかれてやはり来させてもらってよかったと思いました。

久しぶりに先生と娘さんと懐かしい思い出話に花が咲き、まるで同窓会のようでした。

今、娘さんはお婿さんをもらわれご実家のお寺を継がれ、お母様のお茶のお手伝いもされているとのこと。

小学5年生の一人娘さんは可愛らしく着物を着られお運びをしていらっしゃいました。

なんとも微笑ましい親子3代のお幸せなお姿に、「徳とはこういうものをいうのだろうな」と感じました。

木陰を通る涼やかな風を受けつつ美味しいお茶を頂き、心も体も浄化されたひとときでした☺