「怒り」と「和解」はワンセット

「怒り」と「和解」はワンセット

先日「怒り」をテーマにした番組を観ました。

「怒り」というとマイナスでネガティブなイメージを持ちますが、今の社会があるのは「怒り」のパワーによってであり、「怒り」は社会を変えるエネルギー源ということを知りました。

人は自分の生命や家族、友人、集団、居場所、資源を侵されたりした時に「怒り」を覚えますが、他にも侮辱された時、自由を奪われた時などがあります。

しかし、動物にはみられないもっとも人間らしい「怒り」は「社会の秩序を守ろうとする時」にはたらく「怒り」だそうです。

この場合「怒り」の対象が「自分とは関係のない第三者」に向けられるということが特徴で「義憤」と呼ばれます。

例えば、みんなが並んでいるところに横入りをした人を見かけた場合にも自分とは関係はないのに「怒り」をおぼえるという感じです。

「正義」の名のもとでの「怒り」によってこれまで社会のルールや法律が生まれてきたことを考えると、「怒り」はとても重要な感情とも言えるということでした。

しかし、それは相手を抹消するためではなく、互いを認め合うために使われなければならない。「怒り」と「和解」はセットであることが大前提であり、そのためには「自己主張」をできるだけなくし「怒り」をコントロールすることが大切と言っていました。

 

そこで、番組で紹介されていたコントロール方法です。ご参考まで☺

〈怒り😡💢を抑える方法〉

・左手を握るのを繰り返す。

「怒り」は左前頭葉で感じるので右手で握り拳を作ると怒りが加速し、逆に左手を握ると緩和される。

・仰向けに寝る。

「怒り」を感じると前かがみになり戦闘態勢に入るので逆に仰向けに寝ることでおさまっていく。

・怒りの感情を具体的に紙に書き、しばらく眺めてからくしゃくしゃにして捨てる。

言語化することで客観視でき、捨てることでスッキリする。

コロナ禍でなかなか観劇もできませんが、身近な実践から上手く感情をコントロールして浄化出来るように心がけたいと思います。

とりわけ私は、このブログにコメントを書かせてもらうことで毎日浄化されている気がいたします♥

ありがとうございます☺