生きたご先祖様に感謝

 

今日はお彼岸の中日で、ご先祖様に感謝する日です。昨日お墓参りはさせて頂きましたが、生きたご先祖様である両親にも心かけさせて頂こうと思います。

今夏休み中の大学生の息子にも「お彼岸中一回は店に来ておじいちゃんおばあちゃんに顔を出すように」と言おうと思い、昨日お昼に店から戻りましたが息子はいませんでした。

友達と遊びに行ってるのかと思っていますとしばらくして帰ってきました。

美容室に行ってたとのこと。

部分的に茶色だった髪が全体的に黒色になっていましたので落ち着いて見えました。

私は早速「ちょうどよかった。そのままおじいちゃんとこに行って見せて来てあげね」と言いますと息子は「今行ってきた」と言うのです。

美容室からの帰りに直接店に立ち寄り夫や両親に会って見てもらったとのこと。

私は思いは通じていくものだな〜とうれしく感じました。

そしてその時初めて「そういえば息子は美容室にいくといつも店に立ち寄り私達両親や祖父母に見せに来てくれている」ということに気づいたのでした。

何を思ってそうしてくれているのかはわかりませんが、息子のかわいい行動をありがたく思いました。

「その髪見ておじいちゃんらなんか言ってた?」と聞きますと「前の明るい色の方がいいって言われた」とのこと。

 

父らしいと思いました。

息子がこれまでどんな髪の色に染めて来ても父は驚かず、むしろ「若いんだからもっと派手にすればいいぞ」とのってくれ、母も「お金かかったやろ?」と言ってお小遣いまでくれるのです。

夫や私なんかよりもよっぽど両親の方が息子に理解があり、実家の母にしても毎回「わぁ〜かっこいい!芸能人みたい!」といってはしゃぎ、孫息子の写真をいつも持ち歩いては喜んでいる様子に、息子もおしゃれのし甲斐というか見せ甲斐があるのではと思います(笑)

自分をあたたかく受け入れてくれる祖父母の愛情の中で居心地よく育った息子は、お陰様で人が大好きであり、人と一緒に何かをするのが楽しいようです。

そして息子もまた祖父母のように人に対してやわらかな雰囲気でもって居心地がいいように接しているような感じを受けております。それは息子からこれまでほとんど人の悪口や人を批判するようなことを聞いたことがないからです。

生きたご先祖様が側にいてくれることで優しい穏やかな子に育ってくれていますことに感謝し、私も善きご先祖様になれますよう励ませて頂きます☺