親子で散髪

親子で散髪

昨日昼過ぎに髪を切りに行きました。

私が行ってるところは鯖江の実家の近くの散髪屋さんです。

ご縁があったのは24年前の結婚式の時でした。

結婚式の時、着物の着付けをしてくださる美容室の先生から「式の一週間前くらいになったらどこかの理容室で顔や襟足を剃って来てください」と言われたからでした。

そこで父が通っている散髪屋さんに行きました。

そこはおじさんとその娘さんと親子二人でしている散髪屋さんで、そこの娘さんは2歳年上の兄と同級生ですので顔は知っていました。

その娘さんが剃ってくださったのですが、はじめて剃ってもらってその丁寧なお仕事に感動しそれがきっかけでそこで髪も切ってもらうことになったのです。

歳も近く小学校、中学、高校も学年は違えども同じ学校で共通点も多く、行くたびに親しくならせてもらい、今では昔からの幼馴染みのようになんでもお互い素のまま言い合える仲にならせてもらって、毎月一度の散髪を楽しみにしています。

子ども達も小さな頃から一緒に連れて来ては切ってもらっていましたが、娘は中学生になってから、息子は大学生になったのを機に家の近くの美容室に行くようになりましたが、私は相変わらずそこの散髪屋さんです。

夫が「わざわざ鯖江までいかんでも近くにしたら?」と言ってきますが、私はそこがいいのです。

私の髪の癖を知り尽くしてくれて安心ですし、丁寧にカットしてくれますし、何より娘さんとおじさんと話すのが楽しいからです。

 

また、月に一度、散髪ついでに実家にも顔を出せるのもちょうどよく、両親も楽しみにしてくれています。

昨日は前日実家に「明日お昼過ぎに散髪に行く」と連絡を入れますと「それなら早めに来てここでお昼食べてから行ったら」と言ってくれましたのでそうしました。

実家に行きますと父も午前中に散髪してきたと言ってスッキリしていました。

お昼を食べてから私も父に引き続き行きますと娘さんが「さっきお父さんも来られたよ」と言ったので「私も午前中に来てたら親子で並んでの写真が撮れたのに」と言って二人で大笑いしました。

それは以前息子と私が一緒に並んでカットしてもらった時に「散髪屋で母親と息子が並んでカットしてもらってる光景ってめずらしいよ」と言って娘さんが記念にと写真をとってくれたことがあったことをふまえてのことでした。

「お父さんとのツーショット写真撮ってあげるから今度は一緒にきたら」と言うので「考えてみるわ」と笑いながら応え、「親子共々これからもよろしくおねがいします。お二人ともずっと元気でお店続けてくださいね」と言いながらあたたかく楽しい一時を過ごさせてもらいました。

帰りにまた実家によりますと、いつものように母がいくつものタッパーにいろいろなおかずを作っておいてくれ、また息子にと、お菓子や果物も持たせてくれ両手にいっぱいの袋となりました。

「こんなにせんでもいいのに〜」とつい口に出しそうになりましたが、ここは素直にと「いつもありがとう」と言うことができました。

いつまでも元気でとの願いを込めて♥