ぶれない自分に成る為に

日本は「腰肚文化」と言われています。

昔は着物の帯を締めることで腰や肚への意識が保たれてきましたが、洋服になってからは姿勢が悪く呼吸がうまくできない人が増えてきているとのこと。

店にご相談に来られるお客様も「私呼吸するの下手なんです」と言われる方が結構いらしゃいますので、呼吸の仕方からお伝えしています。

まず体をリラックスさせお尻の上にある「仙骨」を立てます。

そうするとお腹とお尻が突き出た感じになります。

次にお尻の穴をキュッと締め、おへその下にある「丹田」と呼ばれるところを意識しながらお腹の中の空気を口から吐き出します。

吐き切ったところで今度は鼻から静かに空気を吸います。

「それを朝晩10セットづつされるだけでもお腹(肚)が鍛えられていきますよ」とお伝えしています。

どんなに体を鍛えても、正しい姿勢と呼吸ができていなければどこかに無理が生じてきます。

正しい姿勢と呼吸によって心身共にブレない、季節や環境、状況の変化に左右されない体を私自身もめざして励んでおります☺