今日6月3日は私の49歳の誕生日です。
来年は50歳を迎えるわけですが、自分でも信じられない感覚です。
そして、人生の折り返しどころかもう人生の半分はとっくに過ぎているということに気付かされています。
そう考えたとき今元気なうちにやりたいことをやっておかないとと最近思うようになってきました。
しかし意外とやりたいことと言っても特にこれと言うものも思い浮かびません。
そこで視点を変えて自分が生まれて来た意味はなんだろうと考えたのでした。
生まれてきたからにはしあわせになりたい。それでは私にとってしあわせとはと思ったとき、家族や周りの人に「あなたがいてくれてよかった」と思ってもらうことだと気づきました。
そのことで私という存在が生まれて来たことが意味を持つようになるからです。
それではどうしたらそう思ってもらえるかと考えた時やはり
「人の役立つはたらきをすること」「人に喜んでもらえることをすること」
そして一番大切なことは自分と同じように相手もそう思っているということを意識することだと思うのです。
自分が相手から「あなたがいてくれてよかった」と言われたいと思っているなら相手にも「あなたがいてくれてよかった」と伝えることは「人を喜ばせること」にもつながっていくからです。
実家の母はことあるごとに「あなたを産んで本当によかった」と言ってくれます。
そんな母が、先日二日間我が家の草むしりにと来てくれました。
私は高校時代、学校で草むしりをした際に草にかぶれて体のあちこちにトビヒしたことがあり、それ以来母は「あなたには草むしりはさせられない」といって結婚してからもこうして来てくれます。
お陰様で今では丈夫になり草どころか害虫に刺されてもなんともなくなりましたが、それでも母は「こうして行くところがあって体を動かせられることがしあわせ」と言い、こうすることで「忙しい娘の役にたててしあわせ」ともいっております。
さらに「昔畑仕事ばっかりさせられて嫌だったけど、おかげで草むしりが苦痛ではないことも今思えば感謝やね」としあわせ探しをするのが得意であり、そのまま口に出してくれるのでとてもわかりやすく娘としては「もっとしあわせにしてあげたい」と自然に思ってしまいます。
そんな母に見習って私も今日「お母さんの娘に生まれて本当によかった。産んでくれてありがとう。今とてもしあわせです。」と伝えたいと思います。
結婚式の時に読んだ親への感謝の手紙以来です(笑)
そしていずれは私も子ども達にそう言ってもらって人生を締めくくられたら最高だと思っています。
これからの残りの人生を悔いなく送るためにも、どんなことが起こっても前に前にと、しあわせであり続ける努力を惜しまず過ごしていきたいと思います。
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