悔いなき人生をおくるために

私は自分から発言したり立候補したりするのが苦手でした。

しかし、なぜか子供の頃から学級委員や生徒代表、部長、学生委員などに選ばれる事が多く、周りが期待する自分と消極的で冷めている自分との温度差にいつも悩んでおりました。

そこでなるべく目立たないようにと言動を控えてもやはり選ばれてしまうのです(笑)

「もうこうなったらやるしかない」と腹をくくり一所懸命取り組むと「やっぱりあなたしかいない」となり、また選ばれるの繰り返し。

しかし、年齢も人生の半ばを過ぎた頃から「悔いなき人生」についていろいろ考えるようになりました。

そして気づいたのです「私は本来自分が持ってる力を出し惜しみしてはいないか」と。

人に言われてとか、本当はやりたくないのにと自分に言い訳ばかりしているよりも、「どうせやるなら喜んで!」「だめでもともと。当たって砕けろ」と積極的に取り組む姿勢、勇気が自分に欠けてはいないかと。

人にどう思われようが自分の人生。より善くより楽しく生き貫こうと決心したのでした。

そう思うと子ども達のこともあまり気にならなくなってきました。

何をしても「あなたの人生なのだから」と思えるようになったのです。

先日、大学生の息子が母の日のプレゼントとして私と実家の母をランチに招待してくれたのですが、私が「せっかくだからオシャレしてきてね」と言ったところ、一見ロングスカートかと思うようなダブダブパンツに新しくかったピアス、髪型も時間をかけてセットしてきました。

大学生になってからどんどんオシャレに目覚めてきた息子の姿に「私もあれぐらい弾けてみればよかったなぁ」と振り返りました。

子どもの頃から知らず知らずのうちに周りの期待に応えるような髪型や服装を選んできたように思います。

実家の母は「かっこいい!モデルさんみたい」と孫息子の姿に大はしゃぎで

記念に写真をということで撮ってあげました。

母が息子のファッションにあまり抵抗ないのなら私も挑戦してみようかなと思う今日このごろです(笑)