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漢方の健康川柳講座 血管が詰まっているから痛いんだ (せっかく血管を広げているのに。。。)

「痛み」ってどうして起こるのでしょうか。

「生きてる証拠」もしくは「自然治癒力がはたらいているから」です。

私達にとって痛みはとても不都合でやっかいなものでしかありませんが、体にとってはありがたいはたらきなのです。

 

私達の体は約60兆もの細胞でできています。その細胞に血液を送り酸素や栄養を届けることで細胞は生きられるのですが、血管が詰まっていたらそれらは届けられません。「これは大変だ! なんとかしないと」と体が考えた手段というのが「血管を広げる」です。

 

血管を広げて少しでも血液を通そうということですが、

しかし広げたが故に血管の近くにある神経に触れてしまいます。これが「痛み」なのです。

痛みを起こさないようにするには先ず血管や血液をきれいにする事が大切。

「痛み」に罪はありません。あえて悪者になってまでも体を守ってくれているのだと感謝しましょうね。