· 

漢方の健康川柳講座 子は鏡 己の姿 そこにあり (子供にとって親が元氣が一番!)

漢方には「母子同服」という言葉があります。

それは、子供の病気に効く漢方薬を求めに来られたお母さんにも同じ薬を飲んでもらうということです。

もしくは、子供さんが、飲めない場合もお母さんに飲んでもらうことで、子供が飲まなくても治るということです。

 

どういうことかというと、子供の病気や体質は母親から来ているということです。

母親のお腹の中に十月十日いて、生まれたら母乳をのみ、母親の真似をして育ちます。

母親の吸う息吐く息、感情、食べ物、仕草、全て良きも悪きも吸収して育ちます。

 

ですから、小さな子供の出す症状は母親自身の体の症状と言えるのです。

子供に元気になってもらいたいのなら先ず母親が元気になること。

なかなか自分の体の状態は気づかないものですが、子供が教えてくれることに感謝ですね。

 

お母さんの元気と笑顔が子供にとっての何よりの薬です。